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第十回取材*撮影について*撮影監督・山田豊徳さんインタビュー

2013-01-24 22:01:24
REPOTER LUPICA
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ぐーてんもるげーん!るぴかです。
めっかりもうさーんと言うと思った!?へへへ

今日は「撮影」について取材してきました☆

撮影と聞いても?な人もいるかと思います。
実際私も「撮影?コスプレ撮影?」レベルで無知でした。
が!
今回『リトルウィッチアカデミア』の撮影監督・山田豊徳さんに詳しくお話を聞き、撮影のお仕事の現場を見せてもらい、うおおー!と感動したので皆さんにもこの感動が伝わるようリポートしていきまっす!

*****

■撮影とは

アニメーターさんが描いた作画と、美術さんが描いた背景を合成して、映像として完成させるお仕事です。

(写真1枚目参照)
作業されているお姿をぱしゃり☆

作画は、動画という工程で、滑らかに動くように絵の枚数を増やします。
パラパラ漫画も、枚数多い方が滑らかに動きますよね。あれです!
それを、アニメーターさんの指示通りに動くように、撮影さんが背景と合成していくのです☆

(写真2枚目参照)
作画では背景の部分が線だけですが、合成して一枚の絵に!

作画と背景の合成が終わると、次は「撮影効果」の作業に入ります。
絵をアニメとして動かす時に、「撮影効果」という映像のエフェクトを追加することにより、観ている人がもっと作品を楽しめるような演出をするのです。

■『リトルウィッチアカデミア』の撮影について

吉成監督からは、

①今回は特に作画の動きの面白さをみせること
②キャラクターの可愛らしさをみせること
③キャラクターをちゃんと見せるために画面を暗くしないこと


という指示があったそうです。
この「動き」という部分の指示をきちんと効果的に表現することが、撮影さんの腕の見せ所なのだそうです!

仕上がってきた作画・動画を見た山田さんの第一印象はやはり、「ものすごく動いてるな」だったそうです。
また、『リトルウィッチアカデミア』は作画も動画も国内で行っており、丁寧に仕事をされていて「日本のアニメ」の良さが出ているため、撮影の仕事も丁寧にしようと思いながら作業をしたそうです。

■『リトルウィッチアカデミア』の撮影の特徴

撮影についての説明で「「撮影効果」という映像のエフェクトを追加する」と描きましたが、ここで『リトルウィッチアカデミア』での特徴的な撮影効果を3つご紹介します!

①デルマタッチ

太い色鉛筆で、表面がザラザラした画用紙に線を描くような粗いタッチによる演出のことです。

(写真3枚目参照)
1枚の絵でもかなり目を引かれる撮影効果ですね!

これが動くと臨場感が増し、勢いのあるアクションシーンに適した演出となります。
予告では、アッコが変形する弓を持っているシーンに使われています。

②たたき

まずは、墨汁などを筆にのせ、紙に飛沫を撒き散らします…!
細かい飛沫だったり、ある方向に向かっている飛沫だったり多種多様。
それをスキャンしてパソコンに取り込んだら、撮影効果として加工します。
するとこうなる。

(写真4枚目参照)

作画のままよりも「たたき」をした方が、飛び散っている様がより効果的になっています!!すごいー!
アニメで見たらこれが元は墨汁の飛沫だなんて全く気が付きませんね…!
この撮影効果もアクションシーンにて使われています。

③ステッキエフェクト

これは、山田さんが『リトルウィッチアカデミア』のために考えたオリジナルの撮影効果です!!!!!
杖で魔法を使う時に使用されたエフェクト。

(写真5枚目参照)

ステッキの先をペカーッと光らせることで、魔法の威力が大きいような感じなのでしょうか…!?
かっこいいー!

これらの撮影効果は特にアクションシーンにて多用されており、先に知っておくと観た時に「あ!これあの効果だ!」というのがとてもわかりやすいので、皆さんもアクションシーンに注目してみてくださいね☆

*****

撮影が仕上がると、監督はチェックルームという部屋で映像の仕上がりを最終チェックします。
こちらが、吉成監督が利用されたチェックルームです!

(写真6枚目参照)

お!?画面がふたつ!?と驚きましたが、

上の大きな画面は家庭用テレビ。
『リトルウィッチアカデミア』は映画ベースで色味の設定がされているため、テレビの画面設定を映画館で観る時に近い色にしているそうです。

そして下が業務用のモニター。
家庭用テレビでは画面の色設定がテレビ側でされていることがあります。
そのため、色補正がしっかりしている業務用のモニターで、ピュアな状態の色もチェックされるのです。

ちなみに、『リトルウィッチアカデミア』の画面サイズはフルHD(ハイビジョンテレビのサイズ)だそうです!

*****

以上撮影についてのリポートでした!
美術同様、技術的にかなりこだわった仕上がりになっている撮影にも大注目ですよ!!!

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