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『デス・ビリヤード』プロップデザイン・小林系さんにインタビュー!

2013-02-23 02:38:29
REPOTER 春日直

マッドハウス『デス・ビリヤード』担当の公式リポーターの春日直でございます。

そして第13回目の取材である今回は、プロップデザインを担当された小林 系さんにインタビューして参りました!
今回のインタビューは、小林さんのお言葉をそのまま掲載させて頂きます。

 プロップデザインって何?

食器や椅子、小物を中心とした、装飾品などの元となるデザインのことだそうです!
その作品の世界観を統一するための専門のデザイナーと言ってよいでしょう。

皆さんは、アニメに出てくる小物に注目したことはありますか?

実際に存在する物から、架空の物まで、当然のことではありますが、全てにデザインした人がいます。
その場限りの物の場合、カットを担当するアニメーターさんが考えることもありますが、
作品を通して登場する物の場合は、プロップデザインさんの出番なのです!

では、以下より、『デス・ビリヤード』の洗練された世界観の生みの親の一人である、小林系さんのインタビューです。

 小林さんが参加された経緯ついて教えて下さい。

プロデューサーの角木さんからメールをいただきました。
その後、角木さん、立川監督のお二人と直接お会いし、立川監督の脚本、絵コンテを見せていただき、
ストーリーが興味深かったので参加させていただくことにしました。
メールをいただいた当初は「デス・ビリヤード」というタイトルから凄惨でハードな描写が連想され、
正直なところお受けするのは難しいだろうと感じていましたが、
直接お会いしお話をさせていただいた際に立川監督がおっしゃった
「『子供に見せられるもの』という所は守りたい。」という言葉を受けて参加の意思を固めました。

 普段は何をされている方ですか?

絵を描いています。
http://no-k.net

 プロップデザインとは具体的に何をされたのですか?

ご依頼いただいたお仕事は、
「背景にまつわる部分で立川監督がお持ちのイメージを絵におこしていく」ということでした。
その内容の一部は以下の画像です。

(写真1参照)

(写真2参照)

 立川監督には、どのようなイメージと伝えられましたか?

立川監督から具体的にいただいたイメージは、
「アメリカ、フランス、日本、アジア」「文化が混在しつつもシックにまとめる」
「SF的要素は不要」「色は紫、青、白、オレンジ、黒、みどり」「家具はロココ調」「くらげ、水槽」
というようなことでした。
全体的には「既存の文化的デザインを踏襲しつつも、はっきりと特定できない様式」ということに落ち着きました。

 参考にした物はありますか?

最初は何も調べず、絵コンテを拝見したながらラフを描いていました。
その後資料を集め、調整に入る頃、立川監督と角木さんと一緒に、
六本木の『K.House』というバーに取材させていただくことになりました。
マスターの高木さんがとても気さくで親切な方で、そこでバーのことについて色々と教えていただきました。
直接デザインに関することではないのですが、、
シェーカーの振り方や、店内のカウンターの高さや席の距離、照明の量等々、
カウンターバーのある空間の雰囲気を作る部分に教えていただいたことは現れていると思います。

 決定稿までどの位描きましたか?

美術の方にお伝えするにあたって、「イメージのラフはあるだけあったほうが良い。」
ということだったので、期限内に描けるだけ描きました。

 実際にアニメーションに美術として組み込まれてるのを見てどう感じましたか?

自身がイメージとして描いた絵がアニメの美術という形に生まれ変わったのを観た時は素直に感動しました。
アイデアやデザインの部分に関して見慣れたものをはじめて観る絵のように楽しめたのは嬉しかったですし、
アニメの美術としての質感や空気感をまとった絵は見ごたえが一段と違いました。
素晴らしい調整と仕上げをしてくださった美術の方にはただただ感謝しておりますし、
これからその美術を背景に人物が動き回るのを拝見できるのが楽しみでなりません。

 アニメミライはご存知でしたか?また、アニメミライについて、客観的で良いので感想を下さい。

「アニメミライ」がどういった催しなのかは存じておりました。
今回「デス・ビリヤード」のチームの中入りに参加させていただいいた際、
現場の方々の雰囲気がとても和やかだったのが印象的だったのですが、
「アニメミライ」がその雰囲気を生む一つのきっかけになっているのだとしたら有意義な催しだと思います。
そこに自分を呼んでくださった角木さんと立川監督にはこの場を借りて御礼お伝えしたいと思います。


ご質問・感想などは、アニメミライTwitter公式アカウントまで☆

尚、インタビューはこちらの記事にて終了となります。
これまで温かく見守って下さった皆様、本当にありがとうございました!


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